黒部峡谷トレッキング 下ノ廊下へ~♪②

mon6

2013年12月05日 09:59

10/31~11/1で行ってきた下ノ廊下の続きデス。



前回はコチラ
2013/11/29









アルコールを全部こぼした上、さらにハイドレのバルブがどこかへ吹っ飛んでしまいました
谷底へ落っこちてしまったのか?なんて思いながら近辺を捜索。

暫くして岩と岩の隙間に隠れるようにバルブを発見!
無事収容しホースにハめてハイドレ復活!


取り敢えず、休憩を終えて出発することに。













































13:05 半月峡


変わらずいい高度感デス。














































13:10 S字峡



ここが名高いS字峡~。
よく雑誌でも下ノ廊下で紹介される所ですな。







































ムチャクチャ綺麗ですわ~
















少し歩いていると先に何か見える。。。。。















































近くに行くと。。。。


おお!!、これが黒四発電所!!

映画「黒部の太陽」の舞台ですな。


































発電所を後ろ目に、こんな道もあと少しの筈。。。。。

































13:05 東谷吊橋


結構長いっす。
100m以上は余裕でありましたかね~。









































しかも結構高い!!
何気に緊張で息をする回数が減っちゃったりする(笑)
































吊橋を渡るとすぐにトンネルが見えマス。





























中は灯りもないので暗いっす。
ヘッデン点けるほどじゃないですが、暗くていい雰囲気醸し出してマス(笑)































確かトンネル抜けたら仙人谷ダムまでもう少しのハズ。






























ミエーター!
仙人谷ダムか~。































この阿曾原温泉までのルート。
道は登山道だけでなくダムも通るんデス。





14:00 仙人谷ダム


ダムへの階段を登りマス。


























階段を登って、ダムの上を横切るように進みマス。









そしてダム内に侵入。ドキドキ。。
















何だかバイオハザードっぽい感じ(笑)


























ダム内にも標識が出てますので、それに従い進みマス。















ダム内で作業している人を横目に進みマス。




雰囲気ある道だな~。
普段の登山じゃこういう道は通らないから楽しくて仕方ありません。
探検気分♪










































電車注意??




























ふと見ると線路が道を横切ってる。。。
なるほど。黒部と欅平を繋ぐ関電専用の電車の線路ですな。

仙人谷は温泉が出るせいか、この辺は地熱でムア~っと蒸し暑いデス。




























線路を通り過ぎると、間もなくダムの出口。
ダムを出るとすぐに、ガツっと登りが~。
今回のルートで初めてのちゃんとした登りかもしれない(笑)

前方にいるのはダムから途中ここまでご一緒した年配の方。
数十年ぶりに下ノ廊下へ来たそうです。
阿曾原温泉で泊まってからまた黒部へピストンするそうです。




























またまたトンネル。
































もう少し?












登った後はガツっと下る。





























ん? 見えたかな??






























15:00 阿曾原温泉山小屋


やっと着きましたぜ~。
早速受付を~。






























10/30泊まりで今年度の山小屋の宿泊受付は終了してますので、テント泊の受付をします。
更にお風呂があるのですが、もう入れないと思ってましたが入れるそうなので、これも手続きします。
テント泊500円、お風呂500円を支払いマス。


ここで、こぼしてしまったアルコールなんか置いてないか受付の女性の方に聞いてみます。


ボク 『ちなみにアルコールなんて置いてないですよね~??』

受付の人 『え??ありますよ?』

ボク 『マジすか!!』

受付の人 『ええ、すぐ後ろに置いてありますよ~』





ん?振り返ると。。。。。。。







ガビーーーーン!!



























確かにアルコールだけど。。。。




ボク 『スミマセン、このアルコールぢゃなくて燃料の方の・・・・』


受付の人 『え?そうでしたか!すみません~、燃料用は置いてないです~』

ボク 『ですよね~』



正直そこまで期待はしてなかったので、早々に小屋のすぐ下にあるテン場へ~。



テン場

ちなみに水場周りは水ハケ良くないデス。
土のサイト。ペグは通りますよ。





























テン場の入り口にお風呂への看板。
5分ちょい下るとお風呂デス。























水場もトイレもあり。
トイレは水洗。
こんな奥地なのに水洗とは驚いた!!しかも中々に綺麗だったりする。










場所を奥の方へ決め、テントを設営。
今回はsixmoon designのルナーソロです。

設営後は、テント内のレイアウトを終え少し休憩。
そして今回、途中から考えていた問題。。。。


そう、、ご飯の問題デス。

ボクのご飯は全てドライフード。お湯さえあればOKなんですが
お湯が無いと殆ど何もできない(笑)

という事で、軽い暖房程度で持ってきていたUCOのキャンドルランタン
これの上へチタンケトルに300ml弱の水を入れてお湯を沸かす試みを~。



UCOのキャンドルランタン






フルに伸ばすとケトルと炎との距離がありすぎるので、炎が消えないギリギリまでランタンを縮めマス。

安定しないのでケトルを手で持ちながら、更に100円ライターで追加加熱。
そして根気よく待つこと1時間・・・・・・・。







































何とか気泡が出るくらいには温める事に成功~。
沸騰までは難しそうなので、ここで終了。
五目アルファ米と豚汁分くらいのお湯は確保でき、無事に食事終了~。


コーヒーはボクにとって山ではマストなので、コーヒー分のお湯を沸かそうと思い
再度UCOキャンドルでお湯を沸かそうかと思いましたが。。。


ここでキャンドル終了~~。
暖と夜の灯り程度しか考えてなかったので予備はナシ。
仕方ないので100円ライターで加熱しようと試みると。。。


『ボンッ』と小気味いい音を出してライターが軽く爆発。バラバラになりました。。。。



























コーヒーは諦めて、お風呂へ向かうことにします。





ヘッデン点けてお風呂へGO!!
先ほどの看板から5分弱下りマス。

ちなみにここの露天風呂は1時間ごとに男女交代制。
19時だったか20時以降は混浴になりマス。





























少し下りながら「ホントにあるのか??」なんて思ってたら・・・・・ハケーン


お風呂に隣接してスノコだけ敷いてある脱衣場がありマス。
もちろん
衝立なんぞはありません。

ちなみに20時過ぎてましたが、ボク1人のようデス。

























『あああ~~~~~』

声にならない声が出ます。

この時気温は1℃くらいだったかな~。
硫黄臭のする温泉が疲れきって冷えた身に染みますわ~~


mon6ヌード デス♪
登山のお風呂最高ーーーーー!!





















ヘッデン無いと真っ暗なので、置いてあったプラ製のオケをホヤにして
簡易ランタンを作りながらマターリしてると
ボクのテントの向かいに張っていた夫婦のうちの旦那さんが来まして
暫く一緒に入浴。
岡山から来られたやや年配の方でした。
30分くらい山の話をした後はお先にお風呂をあがりマス。





ホントは自販機でビール買ってお風呂の中で飲むつもりだったんですが
買うのをすっかり忘れてしまいました。

何となくビールの気分ではなくなってしまい、コーラを買おうかと思いましたが
売り切れてたのでファンタなんぞを。



風呂上りの炭酸最高ーーーーーー!!


























硫黄風呂で温まった体のままシュラフに潜り込み22時前には就寝。
やっぱお風呂のある登山は最高でござると改めて思った初日でした。




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