お湯をひっくり返してシュラフを濡らしたり散々な感じな大晦日。
更に悲劇は続きマス。
取り敢えず、夕ご飯には年越しなのでお蕎麦を食して、一息。
蕎麦だけじゃ足りないので、アルファ米を一緒に食してたのですが
お湯を入れた時、雪を溶かして沸かした水だったのでなにやら松が入ってた模様。
『どうもお米が松の香りすんな~』
と思ったのも納得。
松の木の下に設営しちゃった悲劇(笑)
食べ終わって、ガサゴサしてるとふと焦げ臭い臭いが。。。
『ダウンジャケットが吊り下げてるキャンドルランタンに当たってる!!!!』
そして引火!!!
更にガス缶に引火して爆発!!
チュド~~ン!!!
だったら大変な事になってたのですが。
ハイ、軽く穴開いてテント内に羽を舞わせてみました~
取り敢えず、ダクトテープで穴を塞いで応急処置。
もう動くとロクな事がないし、明朝4時までには出発したかったので
9時には就寝
凍らしちゃ大変なもの、機能が低下するもの、(登山靴、グローブ、水、電池、ガス缶)を
ビニール袋に入れて、一緒にシュラフの中に入れて眠りにつきマス。。。。。。
寝てる間にも、天井に張りついた氷がテントが揺れる度にパラパラ降ってきて
顔に降り注ぎマス
新年を雪山で登山靴やガス缶を抱えて迎える36のオサーン・・・
1/1 03:00 過ぎ。
いつの間にやら新年を迎えてマシタ。
『天気はどうなんだろう??』
と思い、入り口を開けて外を覗いてみると・・・・・・・・
ビュ~ゥゥゥ~~~~~
ハイ、吹雪いてマス
この時点で初日の出は見れないだろうと確信。
ついでに言うと、
股関節があまり回復していない!!
・・・・・・・という事で。
二度寝しときました!!!!!(爆)
06:00 過ぎ。
再び起床。
吹雪きは収まるも、雪は少し降ってる。。。
もうすっかり燕岳へ行く気ゼロですわ(笑)
お隣さんも同じだったようでまだガサゴサ音がしています。
朝飯を済ませてテント内を整理していると、外からワイワイ人の声が。
燕山荘へ泊まって下山してきた人達でした。
話しを聞いてみると。
mon6 『初日の出見れました~??』
山男さん達 『いや~全然見れなかったよ。これから行くの?』
mon6 『やっぱり。もう下山しようかと思ってます。』
山男さん達 『それがいいよ。今日も午後は予報は晴れ間があるらしいけど多分崩れるし
明日以降も回復しないらしいから。』
mon6 『ですよね~』
という事で、急いで登る必要もなくなったのでノロノロと撤収準備をしマス。
09:50 合戦小屋出発~。
少し雪も降ってて顔が痛いのでバラクラバを装着♪
帰りはスイスイ。
ファーストライト張ってたお隣さんもボクと全く同じ考えに至ったようで
下山時は一緒させてもらって下山します
千葉からソロで来られた方のようで道具や山の話をしながら楽しく下山。
下りは足をあまり上げなくていいので、股関節痛もかなり楽ですし。
行きは5時間もかかってたルートですが帰りは2時間!!
あっという間デス。
ただ雪は前日よりも積もってトレースが少し消えてましたが問題なし。
ワカンか10本以上のアイゼンがあれば問題ないレベルです。
ここの下りはピッケルよりストック使った方がいいですね。
雪崩れの心配が少ない積雪量がある一定以上ある傾斜のきついルートでは
しっかり両手でバランスを支えてあげる方が歩きやすいです。
新雪で傾斜があるとこはアイゼンよりワカンの方がやはり取り回しが効くので
歩きやすかったデス。
11:40 中房温泉
朝、テルモスに詰めたお湯を飲んだり行動食を食べて休憩~。
しかし群馬の実家で夕方から新年会をやる予定なので早々に出発。
でも駐車場までまた
13km歩くのは少しダルい。。。。。。。
でも帰りは少し下り坂なので股関節も少しラク。
ペースを少し早めにして歩きマス。
行きよりは楽ですがそれでもソロだとこの距離はヒマ。
途中からは、前後に全く人がいないのをいいことにスマホで音楽かけながら
1人カラオケ~♪
歌い飽きてきた頃・・・・・・・・
ゲートがミエーター!!
ゲートを過ぎると数分で駐車場が見えてキマス。
14:40 駐車場~
一息つく間も無く、この後18時から群馬の実家で新年会があるので、温泉入りたい欲求に
かられるも、早々に出発しましたぜ~。
<今回のルート>
<反省>
ストレッチはもっと体暖まった時に、ちゃんとしとけば良かった!!
凍傷ケアをもっとしとけば良かった!!
カメラ忘れた!!
やっぱ、余裕ある山行が大事!!
雪山登山した当日、新年会なんぞやると速攻潰れる(爆)
でも、また機会あればリベンジかましたいデスゼ~♪
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