固形燃料の比較なんちゃら♪
去年、1泊で登山行った時にアルコール燃料を全部溢してしまい
殆どお湯を沸かすことなどができなかったという事件があり
こういう事もありえるからリスクを減らさねばと思いちょっと考えました。
普通はメインバーナーでガス、もしくは液体燃料で
サブバーナーでアルコールストーブという方法が一般的なのかな?
でもULハイクで考えているならその選択はないし。。。
という事で必然的にサブバーナーとして挙がったのは・・・固形燃料 なわけデス。
溢す心配もなし、割れても大丈夫だし。
とゆーことで軽く検証してみました。
殆どお湯を沸かすことなどができなかったという事件があり
こういう事もありえるからリスクを減らさねばと思いちょっと考えました。
普通はメインバーナーでガス、もしくは液体燃料で
サブバーナーでアルコールストーブという方法が一般的なのかな?
でもULハイクで考えているならその選択はないし。。。
という事で必然的にサブバーナーとして挙がったのは・・・固形燃料 なわけデス。
溢す心配もなし、割れても大丈夫だし。
とゆーことで軽く検証してみました。
固形燃料用のストーブとなるとよく知られてるのはesbitのチタニウムストーブですね。
11.5gと激軽!
T'sストーブの固形用チタンストーブ。
19.3gとこれも軽量。
蝶ネジは壊れやすいとの噂も聞きますが、構造は簡単なので修理も難しくはなさそう。
あとはVARGOのトライアドXEストーブなんかも、固形燃料とアルコールストーブも兼ねてマス。
ゴトクも折りたためる46g。
これもいいなあ。
気になったのはハイカーズデポのクワトロストーブ。
固形燃料はもちろんアルコールストーブのゴトクにも対応。
なんと言ってもボクの持ってるエバニューのチタンアルコールストーブのゴトクにも使える。
Trangiaのアルコールストーブにも使える。
しかも17gと超軽い!
最初はコレ買おうかと思っちゃってました。
究極なのはTripod Air。
無駄なものを全てそぎ落とし(過ぎた?)ある意味潔いストーブ。
機能性なんてクソ食らえといわんばかりの2.2g!!
究極のULですな。
右の方はpower。ちょっと頑丈そうで7g。
でもこれら固形燃料のストーブは総じて風に弱め。前室など無風下ならいいのでしょうが。
という事もあり、やはり燃焼効率を高めるためにも風防は必須。。。。
そうすると、今ボクが使ってるエバニューのクッカースタンドセットが使えないか?
確かネイチャーストーブにも使えたはずだから、固形燃料も大丈夫だよな~
これならアルコースストーブと共有できるし。
という事で、このクッカースタンドを前提にして手に入りやすいいくつかの固形燃料を使ってみることに。
3種類固形燃料を買ってみてお湯を沸かしてみて性能比較してみた。
ちなみに、固形燃料は少なくなってくると火の高さが殆んどなくなって来るので
通常は2段に重ねて下段に燃料を置くエバニューのクッカースタンドだと
火があまり届かなそうなので燃料を上段に置いて使用してみました。
比較の共通条件として
実際に山で使うのと同じチタンポット。
水の量は400cc
水温14℃
気温16℃
沸騰は湯気が出て断続的に気泡が出て浮いてきたタイミングとする。
1.ダイソーの固形燃料。
100円で買える燃料。3個入り。
1個あたりの重さは25g。
さっそく点火。
固形燃料は溶けると掃除がちょっと面倒なのでアルミを敷くといいですな。
結構火の勢いがあるな。。。
臭いは意外と少ない、でもススが結構ついてる感じ。
思いの他、結構早く沸騰。タイムは5分50秒。
その後、完全に燃え尽きるまで15分弱。
結構燃え尽きるのは早い。
しかし終盤まで火力はそれなりに持続。沸いたお湯は更にボコボコいって
水温は上昇してたのは明らか。
意外と優秀
2、キャプテンスタッグの固形燃料
燃料の下にアルミが予めセットされてる。
固形燃料は溶けると汚れるので、これは楽チン。
重さは1個あたり30g。
早速セットして着火。
ダイソーのに比べると火の勢いが少ない。。。
ススは少なそうだけど、ダイソーのより少し臭う。
実際沸騰までの時間は10分半。
遅い。。
その後も火力はあまり強くないままで
燃え尽きるまでお湯がボコボコするまでには至らず。
しかし燃え尽きるまでは35分。
ダントツで長持ち。
3、es-bit 固形燃料ミリタリー。
固形燃料としてのオーソリティーなesbit。
愛用者も多いかと思われるこの燃料。
ミリタリーは1個あたり14g。
軽い。。。
早速セットして点火~。
点火して、すぐツンとした臭い。
3つの中では一番臭うかも。
ススは鹿番長と同じくらいか。
火力はなかなかいい感じ。
沸騰までは、9分40秒
燃え尽きるまでは13分20秒。やはり軽い分燃え尽きるのは早い。
でも終盤まで火力は強く、沸騰後も水温の上昇は見てとれました。
重さに対しての燃焼時間はダイソーより優秀。
ちなみに、アルコールストーブ使った場合は3分50秒でした。やはり早いなあ。
今回はこのスタンドを使った前提での条件ですので使うゴトクやストーブによって
クッカーまでの火点の高さも違うし燃焼効率も違うので純粋な比較とはいえません。
ためしに沸騰タイムが一番遅かった鹿番長の固形燃料。
燃料を上段にセットしたからクッカーまでの距離が近すぎたのかと思い
アルコールストーブと同じ位置の下段にセットして計測してみましたが・・・・
沸騰にするにも至らずという結果。
3種類比較した結果からいうと
コスパでいうと
ダイソー>鹿番長>esbit
火力でいうと
ダイソー>esbit>>鹿番長
持続性でいうと
鹿番長>>ダイソー>esbit
携帯性でいうと
esbit>ダイソー・鹿番長
という感じ。
これらを総合すると、山に持っていくのはやはり総合的にはesbitか。
携帯性と火力、持続性のバランスが良い。
お湯沸かす程度ならこれで十分。
お湯を沸かす量がもっと少ないならミリタリーじゃなくて
もっと軽いスタンダードでもいいかもしれない。
次点でダイソー。思ったよりかなり優秀。
平均的固形燃料。スス出ないし、臭い少ないし、なんと言っても安いし。
ULに拘らないならコレが一番良いかも。
太く短く生きるぜ俺は、みたいなコ。
鹿番長のは。。。。んー、ないかも。
持続性を考慮して煮込み系料理をしたかったり
暖を取るという目的ならいいのかな。
あとは違うストーブ使って火点の調整をしてあげれば
もっといい結果になるのかもしれませんが。
固形燃料やストーブの組み合わせで色々試せますね。
こうやって火遊びするのは楽しいもんデス♪
タグ :固形燃料
この記事へのコメント
あーっ、とっても参考になります!
アルミホイルかぁ〜。
早速エマージェンシーキットに入れなきゃ。
最近ずっとアルストばっかりで、液燃のポンピングで筋肉痛になりそう(笑)
アルミホイルかぁ〜。
早速エマージェンシーキットに入れなきゃ。
最近ずっとアルストばっかりで、液燃のポンピングで筋肉痛になりそう(笑)
♪407さん
あざっす!
アルミホイルは色々応用効きそうですね。
例えば反射板とかにも使えそうですし。
液燃離れですな(笑)
ポンピング痛になりますねきっと(笑)
あざっす!
アルミホイルは色々応用効きそうですね。
例えば反射板とかにも使えそうですし。
液燃離れですな(笑)
ポンピング痛になりますねきっと(笑)